はじめに
「自分の意見を書こうとすると『〜だと思う』ばかりになってしまう…」
「教授から『客観的な文章で書きなさい』と注意されたけれど、どう直せばいいか分からない」
こんな悩みを抱えていませんか?
大学のレポートでは、自分の意見であっても「〜だと思う」「〜と感じた」といった主観的な表現はNGとされています。なぜなら、レポートに求められるのは「客観性と根拠」だからです。
この記事では、レポートのクオリティを即座に引き上げる文末の言い換えパターンと学術的な接続詞リストをまとめました!
なぜ「〜だと思う」はレポートでNGなのか?
感想文とレポートの最大の違は「主観」か「客観」かです。
- 感想文: 「私は〜だと思う」(自分の気持ち・印象)
- レポート: 「〜と考えられる」(根拠に基づいた客観的な考察)
「思う」という文末を使うと、いくら素晴らしい分析をしていても「ただの個人の感想」に見えてしまい、評価が下がってしまいます。文末を学術的な表現に変えるだけで、文章全体の説得力が劇的に上がります。
【文末編】「〜だと思う」を客観的に変える言い換えリスト
自分の考えや主張を書きたいときに使える文末パターンです。内容に合わせて使い分けてみましょう。
自分の考察・主張を伝えるとき
自分の意見を述べる場合でも、一歩引いて客観的に提示する表現を使います。
- 「〜と思う」 ➔ 「〜と考えられる」
- 例:スマホの過剰利用は睡眠障害を引き起こすと考えられる。
- 「〜だと思う」 ➔ 「〜と解釈できる」
- 例:このデータは、若者の車離れが進んでいることを示していると解釈できる。
- 「〜だと思う」 ➔ 「〜と推測される」
- 例:今後もオンライン授業の需要は維持されると推測される。
先行研究や事実を引き出すとき
論文や本で調べた内容、統計データに触れるときに使う表現です。
- 「〜らしい・〜と言われている」 ➔ 「〜という指摘がある」
- 例:地方における過疎化の進行には、雇用機会の不足が影響しているという指摘がある。
- 「〜と書いてあった」 ➔ 「〜と述べられている」
- 例:〇〇氏の研究において、都市部への人口集中リスクが述べられている。
- 「〜だそうだ」 ➔ 「〜とされる」
- 例:過度のストレスは記憶力を低下させる要因とされる。
まとめ・結論を述べるとき
レポートの締めくくり(結論)で使える表現です。
- 「〜だと分かった」 ➔ 「〜であることが明らかになった」
- 「〜だと思う」 ➔ 「〜と言えるだろう」
【接続詞編】話し言葉を「論文向け」に変える言い換えリスト
つなぎ言葉(接続詞)が日常会話のままだと、文章全体が幼い印象になってしまいます。以下のように置き換えましょう。
| 話し言葉(日常会話) | レポート用(学術的表現) |
| でも・だけど | しかし・だが・しかしながら |
| だから | したがって・それゆえに |
| いろんな | さまざまな・多角的な |
| すごく・とても | 著しく・きわめて |
| やっぱり | 予想通り・想定された通り |
| 〜とか | 〜など・〜といった |
【ビフォーアフター】実際の文章を直してみよう!
実際に短い文章を使って、言い換えの例を見てみましょう。
❌ 修正前(NG例)
最近は若者の本離れが進んでいると思う。だから電子書籍の利用が増えているみたいだ。いろんなアンケートを見ても、紙の本を買う人は少なくなっていると感じた。
⭕️ 修正後(改善例)
近年、若者の活字離れが指摘されている。したがって、電子書籍の需要が高まっていると考えられる。さまざまな意識調査の結果からも、紙の書籍の購買率が低下傾向にあることが窺える。
まとめ:文末と接続詞を変えるだけでレポートの質は上がる!
レポートの文章を客観的に見せるコツは、以下の2点です。
- 「私」を主語にせず、事実やデータを主語にする
- 「〜と思う」を「〜と考えられる」「〜と推測される」に置き換える
執筆が終わったら、一度自分の文章を読み返して「思う」「感じた」が使われていないかチェックしてみてください。文末を整えるだけで、読みやすく説得力のあるレポートに仕上がります!

